2026年4月28日

プレゼンティーズムとは
中小企業に潜む見えない損失と対策

疲れた表情でデスクワークをするビジネスパーソン

「会社には来てるのに、どこか元気がない社員が多い」
「残業時間を減らしたのに、なぜか業績が伸びない」
「腰痛・肩こり・睡眠不足を抱えて働いている社員が多い」
その正体は プレゼンティーズム。中小企業ほど見えにくく、損失も積み上がる経営課題です。

プレゼンティーズムとは?

プレゼンティーズム(presenteeism)とは、「出社しているが不調で本来のパフォーマンスを発揮できていない状態」のこと。体は職場にあるが、頭・体は100%動いていない状態を指します。

欠勤や休職(アブセンティーズム)と違い、表面上は普通に働いているように見えるため、経営者・人事から最も気付きにくい損失です。

アブセンティーズム

欠勤・休職・遅刻早退など 休んでいる状態。勤怠データに表れるので可視化しやすい。

プレゼンティーズム

出社しているが 不調で本来の力が出せない状態。データに残らないため、見過ごされやすい。

経済損失の規模|実は欠勤よりも大きい

経費・コスト計算のビジネスシーン

東京大学の調査によると、企業が抱える健康関連コストの内訳はおよそ次の通りです。

項目割合(目安)内容
プレゼンティーズム約60〜70%不調を抱えながら働く損失
アブセンティーズム約5〜10%欠勤・休職コスト
医療費・保険約20〜30%健保・治療関連
7割
企業の健康関連コストの大半は、欠勤ではなく「出社しているが不調で生産性が落ちている」プレゼンティーズムが占めます。

つまり、有給取得率や離職率を見ても、プレゼンティーズムの損失は把握できないということ。これが「見えない損失」と呼ばれる理由です。

中小企業で起きやすい3つの原因

① 腰痛・肩こり・首こり

デスクワーク中心の中小企業で最も多い原因。労働者の約4割が抱えている慢性的な不調です。集中力の低下・判断スピードの鈍化に直結します。

② 睡眠不足・疲労蓄積

長時間労働、夜勤、家庭との両立など、中小企業では1人が複数業務を抱えるため疲労が溜まりやすい。睡眠負債は 意思決定能力を約30%下げるとされます。

③ メンタル不調(軽度ストレス・不安)

うつまではいかないが「気分が晴れない」「やる気が出ない」レベルの不調。本人も自覚していないことが多く、最も対処が遅れがちです。

プレゼンティーズムの計測方法

中小企業でも導入しやすい代表的な計測法を3つ紹介します。

WHO-HPQ(簡易版)

世界保健機関が開発したアンケート。「過去4週間、本来の力の何%で働けたか」を10点満点で自己申告してもらう方式。所要3分。

東大1項目版(SPQ)

東大が開発した日本企業向けの簡易尺度。たった1問で測れるので導入のハードルが低い。

WLQ(Work Limitations Questionnaire)

25項目の詳細版。本格的に分析したい企業向け。

まずは WHO-HPQか東大1項目版を、ストレスチェックや健康診断のついでに実施するのが現実的です。

中小企業ができる5つの対策

オフィスで運動・ストレッチを行う社員

① 身体的不調へのアプローチ

腰痛・肩こりは プレゼンティーズムの最大要因。出張整体・オフィスストレッチで定期的にケアを入れるのが効率的。

② 睡眠改善セミナー

睡眠の質を上げるだけで生産性は数%単位で変わる。外部講師セミナーは月額数万円から。

③ オフィス環境の見直し

椅子・モニター高さ・照明など。投資1回で長期効果。

④ 1on1・心理的安全性の向上

不調を相談できる関係性が、メンタル不調の早期発見につながる。

⑤ 計測 → 改善のサイクル化

年1回でいいので「過去4週、本来の力の何%で働けたか」を測る。継続的に追えば、施策の効果も見えるようになります。

なぜ出張整体がプレゼンティーズム対策に効くのか

プレゼンティーズムの最大要因は 身体的不調(腰痛・肩こり・首こり)。これは投資対効果が読みやすい領域です。

出張整体は:

「不調を抱えたまま働く社員」を減らすこと自体が、最も費用対効果の高い経営投資です。

よくある質問

Q. 中小企業でも本当に効果が出る?

A. むしろ 中小企業ほど効果が出やすいです。1人あたりの業務密度が高いため、1人の不調改善が会社全体に波及します。

Q. 計測なしで対策しても意味ある?

A. 効果はあります。ただし 計測すると経営層の納得感が上がるので、年1回でも導入をおすすめします。

Q. どの対策から始めるべき?

A. 効果が見えやすく、社員が喜ぶ順で言うと ① 身体的ケア(出張整体・ストレッチ) → ② 環境改善 → ③ 計測導入の順がおすすめです。

プレゼンティーズム対策、まずは身体から

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